NATURAL INGREDIENT
緑の葉に秘められた、
桑ならではの個性。
桑葉には、食物繊維、ミネラル、カロテノイドなど、植物の葉に由来するさまざまな成分が含まれます。研究報告ではカルシウムやβ-カロテンのほか、桑葉を特徴づける成分の一つとしてDNJ(1-デオキシノジリマイシン)が取り上げられています。
成分量は品種、栽培環境、収穫時期、乾燥・焙煎などの加工条件によって変わります。以下は桑葉一般についての情報であり、当社商品の含有量を示すものではありません。
人の消化酵素では消化されにくい食品成分の総称です。桑葉の成分研究でも繊維質が報告されていますが、含有量は生葉・乾燥葉・粉末などの状態によって異なります。
骨や歯の形成に必要なミネラルです。桑葉の栄養組成をまとめた研究では、主要なミネラルの一つとして報告されています。
緑黄色植物に含まれるカロテノイドの一種で、体内で必要に応じてビタミンAへ変換されます。桑葉でも含有が報告されています。
1-デオキシノジリマイシンというイミノ糖の一種です。桑葉などに存在し、糖質を分解する酵素との関係が基礎研究やヒト試験で研究されています。
MULBERRY & PEOPLE
蚕を育て、絹をつくり、
暮らしを支えてきた植物。
桑はクワ科クワ属の落葉樹です。日本では古くから、葉を蚕の餌として利用してきました。養蚕と絹織物が盛んだった地域では、桑畑は産業と暮らしを支える身近な風景でもありました。
京丹後も丹後ちりめんで知られる織物の産地です。三徳が桑を育て始めたのも、国産の養蚕と絹織物を次代へつなぎたいという思いがきっかけでした。蚕のために有機で育てた葉を、やがてお茶や粉末として人の食卓へ届けるようになりました。
蚕の餌として知られ、乾燥・焙煎・粉砕することで食品素材にも利用されます。
桑の実はマルベリーとも呼ばれ、生食やジャムなどに用いられます。
剪定後も枝を伸ばす生命力があり、栽培では毎年の管理を重ねて葉を育てます。
FROM FRESH LEAF
一枚の生葉から、
深い緑の素材へ。
収穫した桑葉は、葉の状態を見ながら細断、蒸熱、乾燥へ進めます。畑で育つみずみずしい葉が、保存しやすく、茶葉や粉末へ加工できる素材に変わっていきます。
葉の水分量や厚みは、その日の天候や収穫時期によって同じではありません。機械を使う工程でも、人が色、香り、手触りを確かめながら調整します。

LEAF TO INGREDIENT
畑の緑を、使いやすいかたちへ。



お茶にも、料理にも。
同じ桑葉でも、加工方法によって香りや使い方が変わります。葉の形を残した茶葉は毎日の飲み物に、焙煎した茶葉はより香ばしい味わいに、細かな粉末は飲み物や料理へ混ぜる素材として利用できます。
桑葉らしい青みと、すっきりした味わいを楽しみたい時に。
焙煎による香ばしさがあり、食事や甘いものにも合わせやすいお茶です。
水や牛乳、ヨーグルトのほか、パン、菓子、料理の生地にも加えられます。

REFERENCES
主な参考資料
- Thaipitakwong T, et al. Mulberry leaves and their potential effects against cardiometabolic risks. 2018.桑葉の栄養組成、植物成分、臨床研究をまとめた総説。
- Mehmood A, et al. 1-Deoxynojirimycin: a comprehensive review. Food & Function. 2025.DNJの由来、分析、作用に関する研究をまとめた総説。
- 消費者庁「栄養成分表示について」栄養成分の表示と強調表示に関する公的資料。